加工分割(VB Vre4で作成) Visual Basic Ver5関連以降のプログラム等がインストールされている場合は、このプログラムをインストールしないで下さい。 Visual Basic Ver5以降のプログラムが使用出来なくなります。 ダウンロードしたkakoubunkatu_disk1.lzhとkakoubunkatu_disk2.lzhを解凍して, 作成されたフォルダのkakoubunkatu_disk1とkakoubunkatu_disk2内のファイルのそれぞれをフロッピーにコピーして, kakoubunkatu_disk1をコピーしたフロッピー内のSetup.exeを実行するとインストールが始まります。 kakoubunkatu_source.lzhを解凍するとsourceフォルダが作成され、VB4のソースファイルが入っています。 NC加工データを加工時間により分割するプログラムです。 アンダー加工のNC加工データには使用しないで下さい。加工形状を壊します。上下軸の上方向に逃げて分割する為です。 工具交換には対応していません。分割したファイルを編集して下さい。 円弧のR指定・固定サイクル・ドウェル・2〜3軸補正等には対応していません。すべて無視します。 分割するファイルのG90・G91・G92・G00・G01・G02・G03・G17・G18・G19・X・Y・Z・I・J・K・F・%・Oのみを使用します。 分割するファイルの内容は、上記コードを検索するだけです。内容のチェックはできません。加工に支障のないNC加工データを使用して下さい。 最下部のNC加工データのように、加工できないデータでも分割は出来てしまいます。 アブソ・インク混在のファイルでは、正しく分割できない可能性があります。 分割するファイル内でインクからアブソへモード変更せれていると加工時間を計算できない為に分割できません。 数値はミリメートル系で計算します。インチ系では加工時間が違ってきます。 NC加工データにコントロールコード(TAB等)が含まれると分割できません。 UNIX系(LFのみ・CRがない)のファイルは実行時にエラーになります。エラー表示ダイアログで画面表示からはみだした場合はリターンキーを押して下さい。 16 ビットの Windows で使用すると、実行時エラーが発生します。 ビジュアルベーシック4(VB4)のコマンドダイアログ(Comdlg32.ocx)を使用している為に、VB5のコマンドダイアログとの併用はできません。 インストールの方法は、コントロールパネル⇒アプリケーションの追加と削除のインストールボタンを押して、画面の指示にしたがって下さい。 初めて使用する時は、加工時間計算でテストして下さい。PentiumU300で3MBのファイルが加工時間計算で80秒ぐらいです。(Pentium66で1155秒) 加工分割を実行中にファイルを閉じるのに失敗した場合は、失敗したファイルのフォルダ・ドライブ等にエクスプローラ等でアクセスしないで下さい。エクスプローラ等が動作不良になります。必要なファイル等を保存して、Windowsを再起動して下さい。 ソースファイルはセットアップディスクの最後のフロッピーのソースのフォルダに有ります。 分割するファイルの移動開始位置から分割したファイルのそれぞれが加工を始め、移動開始位置に戻ります。加工分割でその為のコードを分割したファイルのそれぞれに追加します。 分割するファイルがアブソの場合は、移動開始位置(加工開始位置)がわからない為に原点設定(G92)がないと分割できません。 分割するファイルに原点設定(G92)を使用している場合は、分割したファイルに原点設定の一行をそのまま書き込みます。 加工時間計算・実行等を行うとNC加工データを保存しようとすると、名前を変えて保存になる場合があります。加工分割を終了すれば保存できます。共有の問題と思います。 初期設定ファイルはありません。 設定できる値は、Form1のコードのオブジェクトFormのプロシージャLoadにてできます。設定後に実行ファイルを作成して下さい。 設定値(ファナック系) ファイル先頭・最後文字⇒% プログラム番号文字⇒O 注記開始文字⇒( 注記終了文字⇒) 標準機能文字⇒G 送り速度文字⇒F 原点設定数値⇒92 アブソ数値⇒90 インク数値⇒91 早送り数値⇒0 直線送り数値⇒1 時計周り数値⇒2 反時計周り数値⇒3 横軸文字⇒X 縦軸文字⇒Y 上下軸文字⇒Z 中心横軸文字⇒I 中心縦軸文字⇒J 中心上下文字⇒K 早送りの送り速度⇒3000 小数点位置⇒3 切り込み量⇒5 切り込み送り速度⇒30 データ拡張子⇒nc ファイル拡張子⇒txt ファイル名には、分割したいNC加工データファイルを指定して下さい。(参照ボタンの使用のみ) 先頭ファイル・最後ファイルには、分割されたファイルの先頭・最後に追加するコードが書いてあるファイルを指定して下さい。(参照ボタンの使用のみ)  先頭ファイル・最後ファイルの内容は、チェックしません。  分割するファイルの先頭・最後はそのまま使用する為に、分割した最初のファイルの先頭と、分割した最後のファイルの最後は先頭ファイル・最後ファイルに影響されません。  先頭ファイルには、回転数・スピンドルのON・クーラントのON等を記入して下さい。ファイル先頭文字とプログラム番号は記入しないで下さい。加工分割で追加します。  最後ファイルには、スピンドルのOFF・クーラントのOFF・終了コード・ファイル最後文字等を記入して下さい。ファイル最後文字は加工分割では追加しません。  先頭ファイル例 S200M03↓M08↓ 等(↓はりターンキー)  最後ファイル例 M05↓M09↓M30↓%↓ 等(↓はりターンキー) 書込フォルダには、分割したファイルの書き込むフォルダを指定して下さい。(参照ボタンの使用のみ)  書込フォルダにファイルが無いと指定できません。 ファイル名・先頭ファイル・最後ファイルの表示部をダブルクリックすると、設定で指定したエディタで表示をします。  エディタは加工分割とは切り離されていますので、加工分割の実行ボタンを押す前に閉じて下さい。加工分割が実行できなくなります。 加工時間計算ボタンは、ファイル名に指定したファイルの加工時間を加工時間(分)に表示します。時間がかかります。  加工時間を計算させると計算させたファイルのプログラム番号をプロ番号1に書き込みます。  実行ボタンにより、分割を開始した時に、加工時間に表示している値を使用します。加工時間を計算した後に、NC加工データファイルを変更した時は、ファイルを再度選択し直して、加工時間の表示を消して下さい。 分割時間 単位 分には、分割する時間を分単位の整数を入力して下さい。  分割時間を入力しないとプロ番号部に入力した量で等分割します。(最大9分割 プロ番号1のみの入力は不可 加工時間計算後に分割)  プロ番号部に入力した量が分割時間で分割する量より少ないと、最後に分割したファイルに残りをすべて書き込みます。  プロ番号部に入力した量が分割時間で分割する量より多いとプロ番号部に入力した多い分を無視します。  分割時間とプロ番号1のみを入力すると、プロ番号1に1ずつ足したファイル名の、分割時間で分割した量のファイルを作成します。  分割時間を入力した場合に、分割した最後のファイルが加工のないファイル(移動だけ等)となる場合が有ります。 プロ番号1からプロ番号9には、分割したファイルのファイル名兼プログラム番号を整数で入力して下さい。(分割時間参照)  プロ番号1は必ず入力して下さい。  分割したいファイルにプログラム番号があってもプロ番号1には関係ありません。プロ番号1はファイル名です。(先頭・最後ファイル参照)  間を空けると、空けた所から後ろは無視します。プロ番号1−5・プロ番号7−9を入力はプロ番号7−9を無視して、5分割となります。 実行ボタンにより、分割を開始します。  プロ番号に指定したのと同じ名前のファイル名があるとそこで加工分割を中止します。  実行ボタンをクリックする前に、かならずNC加工データファイルを閉じて下さい。共有違反の問題と変更内容が反映されません。 アブソボタンにより、ファイル名で指定したNC加工データファイルのアブソデータを表示します。PentiumU300で16000行の表示に190秒。  ファイルの途中から表示させることはできません。設定のアブソ表示の行数をうまく利用して下さい。原点設定(G92)を使用すると座標がわかりやすくなると思います。  "次の行を表示しますか"で、表示を中断するまでは(いいえボタンを押す)、スクロールできません。 終了ボタンにより、加工分割を終了します。 設定変更ボタンにより、設定を変更できます。  加工分割が起動している間は、設定の変更内容は保持されますが、加工分割を終了すると元に戻ります。 設定-加工分割 ファイル先頭・最後文字とプログラム番号文字をチェックしないと分割したファイルには書き込みません。(先頭・最後ファイル参照)  ファイル先頭・最後文字とプログラム番号文字をチェックすると、分割するファイルのファイル先頭・最後文字とプログラム番号文字をチェックします。 切込量・切込量送り速度は、加工途中で分割する為に分割したファイルの先頭が直接加工に入らないようにする為のアプローチの値です。(必ず入力) 小数点位置には、小数点の無いファイルに対しての数値の右からの小数点の付く位置を整数で入力して下さい。(必ず入力) アブソ表示の行数は、アブソボタンにより表示される表の行数を16000以下の整数で入力して下さい。(必ず入力) データ拡張子には、分割したファイルの拡張子を入力して下さい。(点不要 必ず入力) ファイル拡張子には、先頭・最後ファイルの拡張子を入力して下さい。(点不要 必ず入力) エディタ名には、ファイル名・先頭ファイル・最後ファイルを表示したいプログラム名を入力して下さい。(参照ボタンの使用のみ)  エディタ名には、フルパスで指定して下さい。 設定ボタンにより入力した値が有効になります。加工分割に戻ります。 取消ボタンにより入力した値を無視して、元の値に戻し、加工分割に戻ります。 以下サンプルのプログラム % O100 G04 M04 S04 G99 G92X0Y0Z50. G05 M05 S05 G98 M03S2000 G06 M06 S06 G97 M08 G07 M07 S07 G96 G00G90X0.Y-60.Z50. G08 M08 S08 G95 Z5. G09 M09 S09 G94 G01Z0.F50 G10 M10 S10 G93 G17G41X10.F300 G11 M11 S11 G89 G03X0.Y-50.I-10.J0. G12 M12 S12 G88 G01X-30. G13 M13 S13 G87 G02X-50.Y-30.I0.J20. G14 M14 S14 G86 G01Y30. G15 M15 S15 G85 G02X-30.Y50.I20.J0. G16 M16 S16 G84 G01X30. G20 M20 S20 G83 G02X50.Y30.I0.J-20. G21 M21 S21 G82 G01Y-30. G22 M22 S22 G81 G02X30.Y-50.I-20.J0. G23 M23 S23 G80 G01X0. G24 M24 S24 G79 G03X-10.Y-60.I0.J-10. G25 M25 S25 G78 G01G40X0. G26 M26 S26 G77 Z-50.F50 G27 M27 S27 G76 G42X-10.F300 G28 M28 S28 G75 G02X0.Y-50.I10.J0. G29 M29 S29 G74 G01X30. G30 M30 S30 G73 G03X50.Y-30.I0.J20. G31 M31 S31 G72 G01Y30. G32 M32 S32 G71 G03X30.Y50.I-20.J0. G33 M33 S33 G70 G01X-30. G34 M34 S34 G69 G03X-50.Y30.I0.J-20. G35 M35 S35 G68 G01Y-30. G36 M36 S36 G67 G03X-30.Y-50.I20.J0. G37 M37 S37 G66 G01X0. G38 M38 S38 G65 G02X10.Y-60.I0.J-10. G39 M39 S39 G64 G01G40X0. G40 M40 S40 G63 G00Z50. G41 M41 S41 G62 Y0. G42 M42 S42 G61 M05 G43 M43 S43 G60 M09 G44 M44 S44 G59 M30 G45 M45 S45 G58 %