ハワイから帰ってきました。
まさに棚ボタの旅行でした。
ホテルはワイキキビーチの真ん前のコンドミニアム。
まさにオーシャンビュー。
天気がよければ海もすばらしく綺麗でした。
しかし、5日間のうち本当に良かったのは1日だけ、後はグズグズとした天気でした。
もっとも暑さに弱い私にはラッキーだったかもね。
ハワイ(ワイキキ付近)の感想は、熱海(!)とデパートをたして100倍した感じでしょうか。
決してのんびりできるわけでもなく(我々は基本的にオールフリーだったが)、見るところは海ぐらい、後は大きなショッピングセンターの店を冷やかすか、オプショナルツアーに出かけるか、そうでもしないとなかなか時間がつぶせない。本当はのんびりとビーチで日向ぼっこするのが良いんだけど・・・・。つくづく貧乏性だなあーーー。
以下春「休みにハワイに家族旅行だー」レポート!

2002年3月25日夕刻出発
免税店でバランタインの30年を購入、ホテルで飲むの。30,000円でおつりがチョット帰ってくる(^^;
ここんとこ出かけるたびに買っているが、いつも半分以上残して帰ってくるので、チョット考えようかなと思っている。でも国内で買うと(昔は)10万円を越えたんですが、今は77,000円!
やっぱりこれからも買ってしまいそう・・・・。
お酒はさておき、7時間ほど機内で過ごしホノルル到着。本当は、15時ホテル到着なのだが
アーリーチェックインを依頼してあったので(1人20,000円UP !お願いして半額にしてもらった。)ホテルに向かう。
9時に部屋に入る。オナカは機内食でいっぱいなので、昼ごはんまで軽くお昼寝(朝寝かな)。お父ちゃんは1人昼ごはんを食べる所を探しに市中に出る。
歩くこと20分。ラーメン屋があるではないか。我がファミリーの昼の好みは多分これだろうと思い、場所をチェック。
ハイアット・リージェンシーホテルの裏側(北側)のキングス・ビレッジの1Fにあるラーメン屋、決して安くなく店も綺麗ではないが、家族づれには気楽に食べられて気分的に良い。特に最初の食事を高級レストランで食べると後が疲れて、たいへんだ。
さて腹ごしらえが済んだら「海でで遊ぶぞー」と下の娘とビーチに向かうのであった。
この後、語るも恐ろしい出来事が・・・・・・・オソロシイ、オソロシイ、オソロシイ  
 

恐ろしい話とは、時として笑い話になることがあります。
それはメデタシ、メデタシと終われる場合です。
今回はまさにその結末になったのでありますが・・・・・・。

昼食を済ませ、部屋で着替えて、娘とビーチに向かう。
海に入るとチョット冷たい・・・。
3月末の日本だったら絶対に入る気にならない。
でも、ハワイだしー、行くしかないですねー。
娘と沖の防波堤まで行くことにして、ザブザブ向かった。
堤防の近くは以外に深く、つま先立ちでちょうどアゴの深さだ。
もちろん娘はビーチボールにつかまって、私と手をつないでいた。
後少しで堤防という距離のとき、チョット大めの波がひとつきた。
それは問題なくクリヤしたのだが、顔を上げた瞬間、大きな波の直撃を食らった。
思わず顔を下げてしまい、上げたとき「アレ、メガネって無かったっけ?」
そう。波にメガネをさらわれたのだ。
いつもなら、スペアを持ってきているのだが、今回はない。
それに、ハワイ二回分もするメガネ。ウワー(~0~;;;
あたりを探してみるが、あるわけが無い。
波も大きくなるし堤防付近は渦を巻いていて自分の体も確保しにくいくらいだ。
上げ潮だったようで濁っていてゼンゼン解らず、身の危険も感じ(娘ともども)あきらめた。

さあ大変だ。めがねが無くては何も見えず、せっかくのハワイも台無しだ。
ハワイでめがねを作らねば。
早速、フロントでめがね屋を聞いた。
あまり詳しい人は居なくて(ハワイは眼がいい人が多いのか)いろいろ調べた後、アラモアナ・センターのLens Crafters(TEL947−3805)を紹介された。
そこへ行くには、ワイキキビーチのポリスボックス前の乗り場から専用循環バスで(大人子供関係なく、1人1.5$)約20分かかる。
アラモアナ・センターに着くがあまりに広すぎて方向感覚が狂い(ショップの人に聞けば大抵はすぐ判ると思う)たどり着いたのは午後5時過ぎていた。
バス停側の入り口、右手の3Fの一番奥と覚えておこう。
お店の見取図の付いたガイドブックがあれば持参した方が良いかも・・・(通路でガイドブックを広げるのもカッコ悪いかーーー。)
レンズ・クラフター(以下L.・C)には、日本語のわかる店員は少なく、英語と日本語のミックスで何とか来店の理由を説明し、メガネを作りたいことを話した。
アメリカのシステムは日本と違い、メガネを作るときは医者の診断書がいると説明された。
「診断書は持っているか?」
「無いです。」
「それでは作れない。」
「どうしたらいいの?」
「うちに専属の眼科医師がいるから診察を受けて診断書を作ってもらえばいい。」
「それじゃお願い。」
「残念だが、今日の診察は終わってしまった。」
「ドウスレバ・・・・。」
「明日は来店できるか?」
「午後からなら。」
「じゃ、午後2時ね」
「お願いします。」
ホテルに帰り、夕ご飯だ。
クーポンだったので、いろいろ考えた末ロイヤル・ハワイアン・ショッピング・センター(2F)の韓国焼肉「新羅」に行く。
牛タン定食だったがボリュームもあり美味しかった。単品での値段は結構イイ値段だった。もちろん残りは持ち帰り可である。


二日目
朝から観光だ。
早めの7時半、ビーチ南端のデニーズ(ハワイアン・ワイキキビーチ・ホテル南)で食べる。
メニューは日本とよく似ているが、量は多い。
子供づれは1人分減らしても良い(カモシレナイ)。

午前中パールハーバーのアリゾナ記念館へ。
帰って昼だが、アラモアナ・センター途中下車が可能だった。
よほど降りようと思ったが、チョット早すぎるので(カメラ等をぶら下げていたくないっス)
ホテルまで帰った。
指定時間にL.・Cに行きメガネ完成(^0^V
検眼等に約1時間(88ドル)、レンズ・メガネの選択30分、セット1時間、支払い・フィティング30分で合計約3時間を要した。
 夕食はデニーズのチョット北側、ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾートの角にある回転寿司「嵐(ラン)808−923-1700」へ。
時間をうまくずらさないと、客が結構並んでいるから要注意。
味はマアマア。家族4人で腹いっぱい食べて、100ドルぐらいか。ラーメンもある。
お勧めは、「たこブツ」。
にぎり用のたこのスライスを半分に切ってレモンを挟んで出てきました。
最初握っているオニイサンに「たこブツ!」とオーダーしたら「?」
腕を切るジェスチャーをしたら、「たこの刺身か?」と聞くので、そんなモンカナと言ったら前述のスライスであった。
大げさに喜んだら、気を良くしたオニイサン、結構サービス良かったよ。
日本人だけでなく、外国人?(アメリカ人)もよく来るようで、3分の1は外人さんだった。
外人さんは寿司よりもレタス巻き・アスパラ巻きの野菜モノや味噌汁(ワカメ入り)などを好んで食べているようだ。
何せ我がファミリーが一番騒がしく、しかしとても美味しそうに食べたようで、結構店員さんも
うれしそうしていたように見えたのは、生ビールを三杯飲んだからだったのだろうか。

三日目
朝起きて、メガネも出来たので気を取り直しスワップミートに行こうと思った。
ハワイに到着したときツアーデスクの人に聞いたら、「最近は観光客が減って、アロハスタジアムのスワップミートは小さくなり他はもうやってない」と言われがっかりした。
土日と水曜日に開かれるそうだ。水曜日!!!。
しかしどうも話がわからん。
ホテルのフロントで聞くと結構やってると言う。
結局行ってみないと判らないと思った。
あさ、7時にタクシーを呼んでもらう。
待つこと10分。
きたリムジンが!
確かリムジンでアロハスタジアム・スワップミートに往復の一日ツアーが150$位した。
これに乗ってイケと言う。値段は普通のタクシーと一緒だとの事。
僕、1人なんだけど・・・・。
いいから、いいからと言われ出発。
案の定、運ちゃんは日本語はまるでダメ。英語もなんか通じない。
とにかくカム・スーパーマーケットのスワップミートへ行ってくれと伝える。
「OK」と運ちゃん。
途中からアロハスタジアムの話になった。
何回カム・・の話をしてもアロハスタジアムの話にに戻る。
乗ること約30分、見えてきました、スタジアム。
チガーウ。思わず大声に。カム・スーパーマーケットに行きたいのー。
大げさに叫んだので、運ちゃんは仕方なしに方向修正。
多分ここでおさらばしたかったのだろう。
再び15分ほど走り、信号を2・3回曲がると、少し探した後車を止めた。
まるでパリのバンブの蚤の市にはじめて行った時のようだ。
運ちゃんイマイチ場所に自信がないようだった。
そこだと言ってドアを開けてくれた。
確かに広い丘のような駐車場に車と人があふれている。
ここに間違いなさそうである。
42$だった。50$渡し、「残りはチップね」と言ったら喜んでいた。
スワップミートはある意味で、金のない人が集まるところ。
そんなところにリムジンで行ったら場違いだもん。
離れたところで止めてくれてありがたかった。
ところでワイキキからバスで行けば42番線で行けるようだがバス停がわからない。
たどり着けば、カム・・のすぐ上の道路に(その上は大きなマンション(?)が建っていた。)バス停はあったが名前はもちろん、時刻表さえ無かった。

すぐそばの信号を右方向(カムは左に)行く20番のバスも見た。
まず入り口で50セントの入場料を払い入る。
広いスーパーマーケットの駐車場を3分の1くらい使っている。あとは駐車場(当たり前!)
私は8時過ぎに着いたのだが、会場内は出店者やお客の自動車ですでにいっぱいで、渋滞していた。
けれど道路まであふれることはないようだ。
駐車場の順番待ちがいらない分、タクシーかバスを使用したほうがいいと思う。
場内は中央に管理事務所(?)とトイレがあり、それを中心に放射状に3セクションの別れているようだ。
入り口付近は一般出店者、建物の右奥が日用雑貨(プロ?)、左側が食料品・ETCが多かった。なんと魚屋(もちろん生!)まであった。
とにかくゼーンブ踏破。大雑把に見て歩くだけで2時間はかかった。
でもこれはといったモノは無かった。
やはり生活雑貨が多く、コレクター好みのモノ(アンティーク・キャラモノなど)は、ほとんど無い。
一店だけアンティークぽい品揃えがあったが、そんなに飛びつくほどのモノでもなかった。
キャラモノもセサミキャラ程度のものがチラホラ、唯一スヌーピーのボトルキャップらしきものがあったくらい。一個2ドルは高い!
ただ中古でよければCD・ビデオとかは安い。ハワイアンのCDが1〜3ドルだった。
お買い得だと思ったのはパパイア5個で3ドル。ほんとにお買い得!でも買わなかった。
2周りくらいしたが結局何も無く、帰ることにした。
念のため入り口の切符売りのオバちゃんにバス停を聞くと、先述のマンションらしき建物の前のバス停を指差した。
待つこと20分弱、最初は2・3人しかいないが良くしたもので10人くらい集まるとバスが来る。一回1.5ドル乗車時に払う(つりは出ない)、結構混んでいた。
アロハスタジアムに寄るならば、スタジアムが見えたところの信号を左折するので、左折後のバス停で降りよう(ナントカ小学校前だったかな)。
少し戻ったところにある歩道橋を使うとスワップミートのど真ん中に行ける(怪我の功名だったが)。
手前のバス停で降りる人が多いが、広い道路(フリーウェイ?)を渡りスタジアムまで結構距離がある。
ここのスワップミートは本当に観光客相手の土産モノばかりで面白くない。
でもスタジアムの外周を一回りグルーっと取り巻いているお店の数はケッコウなものだ。
日本人はホトンド見ないが外国人(アメリカ人が圧倒的に多い)は好んでここで買い物をしていた。
多分市内よりも安いのだろう。
私自身はなにも買わずに(店の数は多いが同じモノの繰り返しでつまらなかった。)またナントカ小学校前のバス停から市内に向かう。
30分ほどでアラモワナショッピングセンターに到着、終点だ。
お昼過ぎだったが、何も食べず(1階の東側にファーストフードのでっかいコーナーがあり、安くてお勧め!)上階のお店をひやかす。
とても高級なハワイアングッズのお店で「Hawaiian Seed Lei Making」言う本をゲット。
後はハワイアンのCDを一枚購入19ドルだったと思う。
ホテルに帰ろうとシャトルバス乗り場へ。やはり1.5ドルでワイキキまで乗り、ホテル到着。
残り物の昼食を食べ休憩。
家内や娘たちのサンダルを買いに靴屋へ行く。 安くてとてもお買い得!(サイズのでかい人には)ブランド品志向の方には無縁です。
下の娘がどうしてもビニールのサーフボードが欲しいと言うのでABCストアで購入(蛍光色はチョット高くビーチのすぐ前のABCには単色(8ドル)しかなく2軒目のABCで買う(12ドル)。
ちょっとした違いだが蛍光色のほうが良く売れていた。
みんなでビーチの前の芝生でゴロゴロしながら暇に任せてビーチで甲羅干し・・・・・。
下の娘はボードでおおはしゃぎ。
私はウトウト。
気がつくと体の周りを歩く人の気配がした。
こんなところでも構わず金属探知機でお宝を探すヤツがいるのにおどろいた。
そういえば毎朝早く引き潮のとき海の中を掃除している係員がいるので、「さすがワイキキビーチ、きれいにしているんだな」と感心していたが、あれは貴金属を探していることが判り、がっくりした。メガネは拾われたんだな・・・。
二日目の早朝にもベランダから見かけたので「管理事務所の清掃係り」かと思い、いろいろ聞いてみたが誰も知らなかったことが納得できた。
彼らはプロなんだ。結構食えるんだろうなあと妙にうらやましかった。
やはり満ち潮なのか堤防付近は波が荒くメガネを探す気にもならなかった。
晩御飯は再び、嵐へ。
食費を節約のため先にラーメンを注文。
でも支払いは1.5倍・・・・・・ナゼ?

4日目
今日は、午後からポリネシア文化センターとディナーショーだ。
ハイアットのテラス・グリルで朝食をとり、部屋に帰る。
ふとビーチを見下ろすと、潮が引いている!
例の堤防がはっきりと水面上に出ている。心なしか海水も澄んでいる。
かねて娘と約束のビーチへ!
早速娘とボードで堤防付近へ。
ずいぶん浅い!
娘にチョット探してみるわ。この下にあったりしてと冗談を言いながら堤防際の所へ足を下ろしてみる・・・・。


カカトに何か触った。針金・・・・・!
アッタ!めがねが!
今まであまり気分良くなかった(2度と来るかこんなトコ)ワイキキがとたんにハッピー・リゾート(また来てもイイね)になった。
4日間海水に漬かっていた訳だ。
ほんとにラッキーだ。
娘に「スゲー」家内に「オオー」ホテルのMrに「ウッソー」(日本語で)と言われて自分も納得。
まさかナイだろうと思いながら下ろした足に一発で触った奇跡(オオゲサか)。
ここは気を引き締め財布もシめて昼食、ポリネシア文化センターへ。
ディナー(?)とショー(?)を別々にし、ホテルに帰れば22時過ぎていた。
そういえばホテルの前の露天で買った木の実のレイが最初12ドルだったがいろいろ話をしながら値切っていたら2つで12ドルになった。元はタダだが結構安くなる。
アラモアナの高級そうな例のCDを買ったお店では80ドルだった。
金額に間違いはないと思うが6ドルのヤツはプラスチックだろうか。
手元にある6ドルのレイは一個ずつ形や穴が違うので多分本当の木の実に間違いなさそうだ。
パカッと割ってみれば解ると思うが、まあイイか。
マカデミアンナッツチョコ(HawaiianHost)はABCストアーで日本で頼む値段の半分以下で買えるよー。10ッコで5000円くらいだね。でも運ぶ手間がかかるよー。日本の業者だと12,000位したヨ。

五日目
ブンブンブンで日本に帰ってきたヨ。